動画編集に必要なパソコンの動作環境はネット検索や動画視聴で使う一般的なパソコンよりもパソコンにかかる負担が大きいのでしっかりした性能のものを選びましょう。
Windowsで探す場合のお勧め環境
OS | Windows11 | 現状はwindows11の一択 |
CPU | Intel Core i5 12世代以上 AMD Ryzen7 | Intel Core i5は12世代以上 表示では core i5 1235U等 AMD Ryzen 7は5700U以降 |
メモリ | 16GB~32GB | FHD(フルハイビジョン)なら16GB~ 4Kなら32GB~ |
ストレージ | 512GB以上 | パソコンデータの中でも動画データは一番容量をとる部分になるので 外部記憶装置、外付けHDDやSSDを用意しましょう |
グラフィックボード | NVIDIA GTX3050Ti以上 (4K動画編集の場合) | グラフィックボード搭載していなくても動画編集できないわけではありませんが、よりスムーズに作業が進むようになります。特に4Kの動画編集の場合はあった方が良いです。 店頭ではゲーミングPC扱いになることがほとんどになります。 |
もちろん自分の使おうとするソフトウェアが決まっている場合はそのソフトの動作環境を確認しましょう。その中でも『最小条件』『おすすめ条件』と大抵2種類表示されていますが、迷わずおすすめ条件の仕様で合わせましょう。
ソフトウェアによってはグラフィックボードがなくても問題ない場合もあります。
どのソフトウェアでも使っていくにあたって今後アップデートが出る可能性があります。『最小条件』の場合では途中から条件を満たさなくなってしまうことがあり得ます。
何よりも仕事道具として使うのであればしっかりしたものにしましょう。
Macで探す場合のお勧め環境
M2搭載MacbookPro14インチ
メモリ16GB(4K動画編集の場合は32GB)以上ストレージ512GB以上であれば大丈夫です。あとは予算に応じてCPUやメモリを増やす程動作が快適になっていきます。一見、仕様上だけ見るとM2 MacbookAirでも同じように見えますが、MacbookAirと違って冷却ファンが内蔵されているので負荷のかかる作業の際CPUの作業効率がかなり変わります。この辺がAppleの場合数字など載っていないのでわかりにくい部分かもしれません。
今回、16インチではなく14インチを紹介している理由は持ち運びのしやすさも考慮しています。16インチは勿論性能は良いですがさすがに重い、大きいので自室から動かないのであれば良いですが、気分転換や移動中、外での作業をすることも視野にいれた場合は14インチが最適だと考えてます。
個人的によく聞く動画編集ソフトの動作環境を載せたので確認してみてください。
Final Cut Pro – 仕様 – Apple(日本)
PowerDirector | 動作環境 (cyberlink.com)
パソコンの仕様なんかはよくサイトで見るけれど実際にどれを選んだらいいのかがわからないんだ!
いくつか現時点での候補を挙げるので参考にしてみて。上記の仕様からこんな感じで選ぶと良いというあくまでも一例です。
2023年3月現在でのお勧めwindows
14インチでモバイルにも向いているモデルです。この仕様だけみれば似たようなものはたくさんあるので好きなメーカー、デザインで選んでも問題ないです。
Lenovo Yoga6シリーズ
83B2002VJP
CPU | Ryzen 7 7730U |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 512GB |
4Kの場合
マウスコンピューター DAIVシリーズ
DAIV 6P-RT(プレミアムモデル)
CPU | Core i7 12700H |
メモリ | 32GB |
ストレージ | 1TB |
グラフィック | GeForce RTX3050Ti |
Mac
MacbookPro14インチ
CPU | M2Pro |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 512GB |
4Kの場合
MacbookPro14インチ
CPU | M2Pro~M2MAX |
メモリ | 32GB |
ストレージ | 512GB~1TB |
4K動画のデータ量はFHDの約4倍あるのでできる限りハイスペックなパソコンで作業をした方が作業効率が一番大きく変わる部分だと言えます。なので「できるだけ安く」という考え方よりも「できるだけしっかりしたものを」と考えて設備投資をしましょう。
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