CPUとはCentral Processing Unitの略(中央演算処理装置)です。一般にはIntel、AMDといったメーカーのものが主流となっており、基本的にパソコンの動作のほとんどに影響します。例えば、起動する、ソフトを立ち上げる、インターネットを開く等にも影響を与えます。
主要なCPUのメーカーとしてはIntel、AMDが挙げられますが、一般的な使い方をするのであればどちらのメーカーでも問題ありません。その中にも更に種類が色々ありますが2社とも大体似たようなものなので深く考えすぎなくて良いでしょう。
Intel | AMD | 目的、作業内容 | |
ローコスト | seleron | A4~6 | Word、Excel、インターネット検索程度 |
ローコスト | Pentium | Athlon | ほぼ上記同様 |
エントリー | core i3 | Ryzen3 | 上記+PowerPoint、Zoon、静止画加工 |
スタンダード | core i5 | Ryzen5 | 上記をスムーズに動作させる+動画編集 |
ハイスペック | corei7 | Ryzen7 | 上記+ゲーム、Illustrator、Photshop等高度な編集ソフトを快適に利用する |
目的、作業内容によって選ぶ必要がありますが、
目安としてはこんな感じです。基本的に変わるのは『速さ』なので作業時間を少しでも短縮したいとか長期に渡って使用する、こまめに買い替える都度の初期設定やデータ移行が面倒という場合は上位のものを選び長期的に使用する等、予算にに応じて選ぶと良いでしょう。
もう一つ大事なことが同じcore i7でも時期によって性能は全然違います。
なので、「今使っているパソコンがcore i7だから早いはず」ではありません。年々進化し続けているのです。
例)5年前に購入したパソコンに搭載されているcore i7 7500U(2コア4スレッド)と現在搭載されているcore i7 1255U(10コア12スレッド)では約4倍処理能力が違います。『core i7』を過信しないようにしましょう。
Appleから出ているCPUについて
Macbookに採用されているApple製のCPUです。種類は現状全部で5種類出ていますがCPUの中にメモリ、グラフィックチップを内臓している為、どれもかなり早いので一般的な使い方で選ぶ分には一番安いモデルでも問題ないと思われます。
M1 | ブログ、文章作成、簡単な動画ならこれで大丈夫 |
M2 | M1チップより約1.5倍高速になり、より快適 |
M2PRO | 4K動画などの編集をする人ならこちらがお勧め |
M2MAX | M1チップの約2倍の速さ、動画処理に関しては約3倍高速のモバイルPC最高峰のCPU |
M1URTLA | M1MAXチップを二つ連結させたチップ。ソフトウェア開発者向け |
個人的にはIntelならcore i3 1215U、AMDならRyzen5 5500U以上、Appleなら最低でもM1なのでどれでも一般的に使う分には問題ないと思います。
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